
新人参観 ~ぴかぴかの1年生~
現場実践編③
2022年 4月 26日
新人研修 現場実践編
今回は、足場組み立ての現場です。
こちらは朝礼風景。
社内研修で学んだ事が活かされている様子です。
今回の現場は高層マンションの建設工事で、足場はマンションの4階部分まで上がっています。
かなりの高所の為、新人がいきなり足場組立、、という訳にはなかなかいきません。
今回は、比較的簡単な作業の、足場の外側に張るメッシュシート張りをしました。
メッシュシートの取付は、PP紐と呼ばれるナイロンの紐で、手で結んで固定していきます。
何本も結んでいると、指先が痛くなる作業です。
単調な作業ではありますが、足場を安全に使用するためのとても重要な仕事です。
現場実践編②
2022年 4月 19日
実践練習2日目。
いよいよ鉄骨鳶での高所作業です。
この高さで、地上から約12メートル。マンションの4階部分に相当します。
今まで味わった事のない高さでの作業です。
新人研修の講師(専務)の監視下の元、屋根の母屋(もや)材を配っていきます。
(安全帯に加え、万が一落下した場合でも下の安全ネットが受け止めてくれます。)
足元の鉄骨の幅は約20~30センチしかありません。
手摺のない恐怖が、この仕事の大変さを実感させます。
それでも、自分や仲間の手でひとつひとつパーツを組み合わせて建物ができていくのは、とても達成感があります。
そして、慣れてくると高所ならではの眺めの良さを楽しむこともできます。
昔から鳶は現場の花形として、職人たちの憧れでもありました。
現場の高所で優雅にとびまわる姿を、とんび(鳶)に例えられたとも言われています。
なんだか、だんだんとサマになっているようにみえます!! 凛々しいぞ!!
この子たちが、延原工業の次の世代を担う立派な鳶に成長する姿が楽しみです!!!
現場実践編①
2022年 4月 18日
さて!!
今日からは、いよいよ実際の現場に出て実践練習です。
今までとは違って現場内には他の会社の作業員さんや、元請の監督さん等もいます。
挨拶やラジオ体操、今日まで身につけた基本的なマナーなどが試されます。
現場の職長から玉掛けの仕方を教わる様子。
鉄骨に安全ネットを取り付けるためのネットクランプを取り付けます。
練習とはいえ実践ですから、ミスのないように注意して作業していきます。
まずは安全!! 次に正確・丁寧さ! スピードは最後!!
学んだ事を思い出して!!!
パート2につづく
新人研修⑥
2022年 4月 8日
この日は、鉄骨鳶としての基礎を学びました。
足場鳶と違って、鉄骨鳶は実際に現場で学ぶ事がほとんどの為、社内でできる教育は限られます。
まずは、締め機と言われる大型の工具で、ボルト締めの基本について学びます。
ボルトにも色々な種類があります。
この研修は重い物を持ち上げる作業はないため、ちょっと楽しそう。
見たことない道具に興味津々。
チェーンブロックとよばれる道具の使い方を学びます。
最後は2チームに分かれてタイムアタック形式でチェーンブロックがけにチャレンジ!!!
次回からは、いよいよ実際の現場に出て、作業をしながら学びます。
新人研修⑤
2022年 4月 7日
新入社員研修5日目。
もうすっかり仲良しな5人は、休憩中も楽しそうに話をしたり、実践中は声をかけあって励ましあっています。
みていてとてもかわいらしいです。
きょうからはいよいよ、足場の2段目の組立に入ります。
足場はここからが本番といいますか、体力的に一気にきつくなります。(3日間にわたって行います)
かけ声の練習『はいよ!!!』『もらった!!!』の練習もおこないます。
現場はとてもうるさい環境なので、おおきな声を出さないと相手に聞こえません。
部材を渡す側と受け取る側で息を合わせたり、声を出したりしながら組み立てていきます。
だんだんと職人らしい練習に楽しくなってきたのか、体力的にはキツいはずが、とても元気にかけ声を掛け合いながら
作業していきます。
『はいよぉぉぉーーー!!!!!!』
『もろぉぉぉたぁぁぁーーーー!!!!!!』
もはや、ファイト―!!いっぱぁーつ!!!のノリです。
組んではバラし、バラしては組んでの反復練習です。
職人ですから、ある程度体で覚える事も大事です。
気温もかなり高めだったため、途中こまめに水分補給をしながらの実技練習でした。
そしていよいよ三段目にチャレンジ!!!!
新入社員研修では、設備の関係でこの高さが限界ですが、3段になると一気に高所の恐怖が襲いかかります。
その恐怖の中での組立作業。
フルハーネス型安全帯の意味を、2丁掛けの意義を身をもって実感します。
仲間同士、声を掛け合い、励ましあって臨む実践練習。
研修中をとおして新入社員にこう声をかけました。
『最初からできる人なんていない。少しずつ、自分のペースでいいから、あせらず無理をせずに頑張ろう。』
とにかく、練習でも本番でも、ケガをしないこと が最優先です。
安全より優先されることは一切ありません。
その次に正確さと丁寧さ。そして最後がスピードです。
そしてそれらすべてができて、はじめて延原品質、一人前の職人なのです。
足場鳶としての研修はここまで。
次回は、鉄骨鳶としての基礎について学びます。