
ブログ(現場レポート)
雨対策
2025年 6月 2日
先月に沖縄が梅雨入りし、本州のそれも平年並みが予想されるとのことですが、
そんな時期なので、延原工業の現場作業員の雨への向き合い方についてのお話です。
(え?数年前によく似た記事がある?シッ、言わなきゃバレないって)
鉄骨の工事にせよ仮設足場の工事にせよほとんどが屋外作業なので、
雨の中でも働けるよう、事前にしっかり準備と対策をしておく必要があります。
まずは雨合羽。当然通気性はよくないので蒸し暑さは感じますが、
びしょびしょになりながら作業するよりはずっと良いです。
次に長靴。コンディションの悪い足元でも気にせず歩けるよう、こちらも重要。
ぬかるんだ土、水たまり、濡れた鉄板や鉄骨の上、普段以上にリスクが潜んでいます。
高所においては墜落防止器具が適切に使用されている限り転落はありませんが、
そこまでには至らずとも危険なことには違いありません。
新入社員は作業服や道具一式の他、雨合羽と長靴も最初に支給がありますので、
まずはそれを使って実際に体験したうえで、好みに応じて買い足しても構いません。
作業着のお店などでは驚くほどたくさんの種類を取り扱っており、
「自分はこのメーカーのこのシリーズがいいんだ」とこだわりを語る先輩もいます。
会社指定のものがあるわけではないので、常識や現場のルール範囲内であれば自由です。
頑張ってしゃかしゃかと働いているうちは大丈夫なのですが、
その日の仕事を終え片付けを済ませて自宅や宿泊先へ戻る道中、身体が一気に冷えます。
タオルや替えの下着などを準備し、風邪を引いてしまわないよう気を付けましょう。
雨天時の個人の格好や準備などは就業規則に書いてあるようなものではなく、
先輩方の経験に基づいたアドバイスが見本であり参考書です。
もし新たに延原工業の仲間となった暁には、先輩方からたくさんの経験談を聞き、
自分なりのやり方を模索していってください。
執筆:KS