
ブログ(現場レポート)
暑さで身体を壊さないために
2025年 7月 14日
6月に入ってすぐに梅雨にちなんで雨についての文章を書きましたが、
翌7月にはほぼ毎日が猛暑日。
気になって過去数年間の天気と気温の記録をさかのぼって調べてみたところ、
おおむね7月は雨マークも多いのですが、今年はまだゼロ(少なくとも岡山県は)。
この記事が掲載される週には全国的に天気が崩れる予報が出ていますが、
少しでも暑さを遠ざけるような働きをしてもらいたいものです。
※こちらは5月中の写真です
本題。今や暑い季節の現場作業の必需品、空調服。
外に出かけたら目に入ってくる現場作業員の方々、そのほとんどが使っています。
延原工業では5月頃はまだ一部のみですが、7月にもなればほぼ全員が着用。
仕組みとしては、空調服の両側に合わせて2つの穴が開いており、
そこにそれぞれ外気を取り込むファンをセット。内側に直接風を送り込み、
首元や袖、半袖タイプなら脇から抜けていきます。(電源はバッテリー)
こうして内側の汗を利用して気化熱によって体表の温度を下げることを目的とします。
詳細は専門のホームページなどの参照をオススメするので長くは書きませんが、
服の素材、袖の長さ、その他いろいろな付加機能など、選択肢は多いです。
もし現場作業に携わることがなくとも、暑さ対策の選択肢のひとつとしてご検討ください。
※こちらは今月に入ってからの写真です
昨今の過酷な環境から命を守るため、身体へのダメージを軽減するため、
ベテランから入社したばかりの新人まで関係なく使用されています。
着ると着ないとでは、仕事終わりの疲れ方の違いを体感できるほどです。
この度、ゆえあって空調服一式を新調しました。
約8年前に購入したものと比べると最大風量が段違い、稼働時間も長い様子。
技術が進んだ新しい製品の力強さに驚かされます。
連日使うことを考慮してとりあえず上着を2着、ファンは1セット、
お昼に入れ替えるためにバッテリーも2つ、と。
(強い風量で一日使い続けるにはバッテリーひとつでは心もとないため)
さて、お値段は(チラ)
わァ…あ…
何年も使い続けられること、体調どころか命に関わるレベルのもの、
仕事だけでなくオフでも有用なことなどを考えると、まあ、うーん
執筆:KS
ポルシェ911と901
2025年 6月 30日
皆様は、ポルシェという自動車メーカーをご存じですか?
山口百恵さんの曲にも出てくる「真っ赤なポルシェ♪」など、
おそらく、多くの方が一度は耳にしたことがあると思います。
ポルシェの中で、最も有名で代表するモデルが、ポルシェ911。(キューイチイチと読みます)
スーパーカーブーム世代の私は、このポルシェ911が子供の頃から大好きです。
そもそもなぜ、車名に911という中途半端な数字がついたのか。
今回は、その911の名前の由来と、901という幻のポルシェの話をご紹介します。
911が誕生したのは、60年以上前の1964年。
当時フォルクスワーゲンと提携する可能性があったポルシェは、
フォルクスワーゲン側の開発コード(100~800番)に合わせて、
まだ使用されていなかった900台の開発コードを使用しました。
そして開発コードそのままに、ポルシェ901(900番台の最初のモデル)として生産に入りました。
しかしここで重大なアクシデントが起こります。
プジョーというフランスの自動車メーカーが、
「3桁の数字で真ん中に0を使う」ネーミングはすべてウチが商標登録している!!!
と主張してきたたのです。
(実際にプジョーは、今も全モデル名真ん中にゼロが入ります)
ポルシェはしかたなく、急遽ナンバーを0から1に変更して「911」としました。
そしてこの開発コードがそのまま車種名になり、911が生まれたというわけです。
ただ、このエピソードには興味深い続きがあります。
実はこの時点で、すでに工場で901のモデル名が刻印・生産された個体が82台あった※のです。
※901という名前はその後も(ポルシェ911の901型)という型式として製造されましたが、901のモデル名で製造された個体は82台のみ。
幻の82台の911という訳で、当然希少価値は上がります。
ポルシェには、歴代モデルをすべて収蔵したポルシェミュージアムというのがあるのですが、
唯一この正真正銘82台しかない901のみが、50年間にわたってコレクションから欠如していました。
だがしかし!!!!!
誕生からちょうど50年が経過した2014年、
偶然にもドイツのお宝発掘番組(なんでも鑑定団的な?)で、幻の901が発見されたのです。
発見時はボロボロでいくつかのパーツが欠損した状態でしたが、ポルシェミュージアムが真贋を鑑定してみると、
偶然にも82台のうち、なんと一番最後(82番目)に製造されたロットナンバーの個体だったのです!!!!!
ただの901ではなく、正真正銘この世で最後につくられた901。
(↓は実際の写真です)
そしてポルシェ本社が総力をあげて元の状態にレストアすることを視野に入れて、そのまま持ち主と交渉し購入に至ったそうです。
購入価格は公表されていませんが、この歴史的にも貴重な個体の901が、50年を経てポルシェに帰ってきたのです。
なんともロマンのある話ですね。
私はこのエピソードが大好きで、下の写真4枚だけで白メシ3杯はいけます。
ゆかりのふりかけがあったら、頑張ってもう一杯いけます。
レストア作業は難航を極めましたが、エンジニア達の手によって3年をかけ、
現在はエンジンに至るまで完璧な状態にレストアされ、ドイツのポルシェミュージアムに収蔵されています。
(死ぬまでに一度、この本物を見てみたい・・・もちろん白メシ片手に。)
しかしなんと!!
岡山県の私のデスクの上にも、901が1台収蔵されているのです!!
左: ポルシェ911(現行型) 右: ポルシェ901
ポルシェには「最新が最良」なんて言葉もありますが、911に関してはそうでもない気がします。
ちなみにこちらは毎日見る事ができますが、どちらも実物に乗るのは無理なので、私が64分の1スケールになる方法を探します。
執筆:G.H
猪肉!?
2025年 6月 16日
調べていたら気になるお店があり、
お休みの日にラーメンを食べに行ってきました。
私、ラーメンが好きで美味しそうなお店があったら
チェックして行きたいリストへ保存しているんです( *´艸`)
前々から気になっていたのですが、行くタイミングが中々なく、、、
そのお店がなんと、猪肉のチャーシューがのった
ラーメンがあるとか。
そのラーメンがこちら!!
ラーメンは醬油、味噌、豚骨味の3種類から選べ
私は好きな豚骨味を選び注文しました。
(上記の写真はラーメン+半チャーハン、唐揚げのセット)
ラーメンは昔ながらの豚骨ラーメンで
こってりしていて美味しかったです。
気になる猪肉のチャーシューを食べてみたら、
イメージと違い臭みもなく柔らかい!!
味もしっかりしていて猪のお肉と
教えてもらわないと分からないくらいでした。
半チャーハンに入っているチャーシューは
豚のお肉だそうです。
コーンの甘さがアクセントになっていて
半チャーハンも美味しかったです。
また気になるお店、変わったお店を見つけましたら
紹介したいと思いますのでお楽しみに!
筆者 H.Y
雨対策
2025年 6月 2日
先月に沖縄が梅雨入りし、本州のそれも平年並みが予想されるとのことですが、
そんな時期なので、延原工業の現場作業員の雨への向き合い方についてのお話です。
(え?数年前によく似た記事がある?シッ、言わなきゃバレないって)
鉄骨の工事にせよ仮設足場の工事にせよほとんどが屋外作業なので、
雨の中でも働けるよう、事前にしっかり準備と対策をしておく必要があります。
まずは雨合羽。当然通気性はよくないので蒸し暑さは感じますが、
びしょびしょになりながら作業するよりはずっと良いです。
次に長靴。コンディションの悪い足元でも気にせず歩けるよう、こちらも重要。
ぬかるんだ土、水たまり、濡れた鉄板や鉄骨の上、普段以上にリスクが潜んでいます。
高所においては墜落防止器具が適切に使用されている限り転落はありませんが、
そこまでには至らずとも危険なことには違いありません。
新入社員は作業服や道具一式の他、雨合羽と長靴も最初に支給がありますので、
まずはそれを使って実際に体験したうえで、好みに応じて買い足しても構いません。
作業着のお店などでは驚くほどたくさんの種類を取り扱っており、
「自分はこのメーカーのこのシリーズがいいんだ」とこだわりを語る先輩もいます。
会社指定のものがあるわけではないので、常識や現場のルール範囲内であれば自由です。
頑張ってしゃかしゃかと働いているうちは大丈夫なのですが、
その日の仕事を終え片付けを済ませて自宅や宿泊先へ戻る道中、身体が一気に冷えます。
タオルや替えの下着などを準備し、風邪を引いてしまわないよう気を付けましょう。
雨天時の個人の格好や準備などは就業規則に書いてあるようなものではなく、
先輩方の経験に基づいたアドバイスが見本であり参考書です。
もし新たに延原工業の仲間となった暁には、先輩方からたくさんの経験談を聞き、
自分なりのやり方を模索していってください。
執筆:KS
大きなガソリンスタンド
2025年 5月 19日
先日、出張で九州に行った際にとても大きなガソリンスタンドに遭遇しました。
ENEOS系列の エネジェットセルフ熊本絵図店。
たまたま立ち寄ったのですが、なんと奥行きが長すぎて奥が空いているのかさえ見えません。。
数えたら26台給油機がありました!!
コイン洗車機も多くて2台とかしか見た事ありませんが、なんと6台!!
掃除機のコーナーだけでこんなに!!
手洗いブースだけで10カ所!!
ガソリン価格はマイナス5円!!!
(これが一番おどろきましたが、おそらく表示板の不具合でしょう・・・)
なによりすごいのは、こんなに大きな店舗なのにほぼ満車だったという事・・・!!
もしかしたら、規模だけではなく本当にガソリン1ℓあたりマイナス5円の、
懐も大きなガソリンスタンドだったのかもしれません・・・。
執筆 G.H