
ブログ(現場レポート)
食べるという字は人が良くなると書く
2025年 9月 1日
先月から今月にかけ久しぶりに現場作業員として動く機会が何度もあり、
その際に思ったこと感じたことの中から、今回は食事に関しての内容です。
しっかり食事を取ることの重要性はことさらに説明が必要なものではありませんが、
こと食欲の低下を招きがちなこの暑い時期にあっては、それでも強調せざるを得ません。
現場での昼、せっかく休憩に入っても身体が疲れてガッツリとは食べられない、
それでも何か腹に入れておかねばこのあと体力がもたない、ということで
コンビニのいわゆる弁当コーナーにある冷やしうどんやざるそばなど、
つるっと喉を通りやすい昼食を用意している先輩方を多く目にします。(私もそう)
過去に見た例で他には冷やし茶漬けなど。とにかく何か食べるようにしましょう。
もちろん普段と変わらずモリモリ食べられるなら、それに越したことはありません。
朝も時間の余裕があまりない場合が多いかもしれませんが、
少なくとも体力的にはまだ大丈夫なはずなので、少し早起きしてでも食べるか、
でなければ現場到着までに飲み物や昼食等と一緒に何か買い、エネルギーを補給してください。
また、出張先ではほとんどの場合ホテルの朝食券を宿泊日数ぶんもらえます。
無駄にしてしまうことなく、ありがたく使わせてもらいましょう。
※オープン前から人が並び始めるので、早めに部屋を出て列に並ぶことをオススメします
その日の食事にて比重が夕食に傾くことは本来は良いことではありませんが、
肉体労働に従事する身、そんな細かいことは言っていられません。
仕事を終えて身体が落ち着いたら、またしっかり食べて翌日に備えましょう。
もちろんですが身体だけでなく心のケアも必要です。自由に使える時間を有効活用し、
自分なりのやり方で心身ともにリフレッシュし、次の日も、これからも、ご安全に
執筆:KS
今さら聞けない
2025年 8月 18日
ネットで見つけたのですが、結構おもしろいなぁと思いながら見てました。
レンタルとリースの違いについては、職業柄「えー?ほんとにー・・・?」って若干モヤモヤしますが、
ワシとタカの違いは「・・・いやそれ、だれ基準で?!!」ってなりました。
ウィスキーに関しては、もはや間違い探しのような・・・
執筆:G.H
気になるお店 part2
2025年 7月 28日
前回、猪肉のチャーシューがのった新見のラーメン店を
紹介いたしましたが、今回はその第2弾!!
今回もラーメンのお店にはなりますが、勝手にご紹介したいと思います。
場所は岡山の県北、津山にある店舗です。
またまた県北まで行ってまいりました(*´з`)
県北にはあまり行く機会がないからこそ
見つけれていない、美味いお店が多いな。と調べて思いました。
お店は11時に開店するのですが、レビューをみて
かなり並ぶとのことで10時半目掛けて行きました。
途中たい焼きのお店を見つけてしまい、寄り道していたら
結局お店についたのが11時( ノД`)!
すでに30名くらいの方々が並ばれていました。
その列の最後尾に並んで、待つこと待つこと待つこと2時間、やっと席に座れました(゚д゚)!
こんなに長く並んで待つことはUSJやTDL・TDSのアトラクション以来、初めてでした。
席に着くなり、店主さんがお詫びの言葉やラーメンの食材の説明を
してくださるのですが、すごい親切手寧で気遣いがすごい!!
そして店主さんは癒しキャラ!!
長時間並んだ疲れが一瞬で吹き飛びました。
注文したラーメンがこちら! (ついでに餃子も注文しちゃいました)
並んで良かったなと思える美味しさ!
スープは豚骨に醬油が入ったスープで、濃厚なのですが重くなくてすごい美味しい。
麵は私が大好きな細麵でそれもまたいい。
こちらの店舗さんのラーメンは色んな部位のチャーシューが
のっていたのですが、どれも柔らかくて美味しかったです。
食後の口直しにショットグラスに入れたレモンティーを出して下さるのですが
口の中がさっぱりするのでとても嬉しい。
食べ終えてお会計をしようと席を立つと、「長くお待たせしちゃってごめんねー。
ありがとうねー」て最後まで気遣いがすごく、本当に癒される店主さんでした。
また長時間並んででも食べたいなと思えるお店さんでした。
次回も気になるお店さんがあれば紹介したいと思います。
次回はラーメン意外かも?
筆者 H.Y
暑さで身体を壊さないために
2025年 7月 14日
6月に入ってすぐに梅雨にちなんで雨についての文章を書きましたが、
翌7月にはほぼ毎日が猛暑日。
気になって過去数年間の天気と気温の記録をさかのぼって調べてみたところ、
おおむね7月は雨マークも多いのですが、今年はまだゼロ(少なくとも岡山県は)。
この記事が掲載される週には全国的に天気が崩れる予報が出ていますが、
少しでも暑さを遠ざけるような働きをしてもらいたいものです。
※こちらは5月中の写真です
本題。今や暑い季節の現場作業の必需品、空調服。
外に出かけたら目に入ってくる現場作業員の方々、そのほとんどが使っています。
延原工業では5月頃はまだ一部のみですが、7月にもなればほぼ全員が着用。
仕組みとしては、空調服の両側に合わせて2つの穴が開いており、
そこにそれぞれ外気を取り込むファンをセット。内側に直接風を送り込み、
首元や袖、半袖タイプなら脇から抜けていきます。(電源はバッテリー)
こうして内側の汗を利用して気化熱によって体表の温度を下げることを目的とします。
詳細は専門のホームページなどの参照をオススメするので長くは書きませんが、
服の素材、袖の長さ、その他いろいろな付加機能など、選択肢は多いです。
もし現場作業に携わることがなくとも、暑さ対策の選択肢のひとつとしてご検討ください。
※こちらは今月に入ってからの写真です
昨今の過酷な環境から命を守るため、身体へのダメージを軽減するため、
ベテランから入社したばかりの新人まで関係なく使用されています。
着ると着ないとでは、仕事終わりの疲れ方の違いを体感できるほどです。
この度、ゆえあって空調服一式を新調しました。
約8年前に購入したものと比べると最大風量が段違い、稼働時間も長い様子。
技術が進んだ新しい製品の力強さに驚かされます。
連日使うことを考慮してとりあえず上着を2着、ファンは1セット、
お昼に入れ替えるためにバッテリーも2つ、と。
(強い風量で一日使い続けるにはバッテリーひとつでは心もとないため)
さて、お値段は(チラ)
わァ…あ…
何年も使い続けられること、体調どころか命に関わるレベルのもの、
仕事だけでなくオフでも有用なことなどを考えると、まあ、うーん
執筆:KS
ポルシェ911と901
2025年 6月 30日
皆様は、ポルシェという自動車メーカーをご存じですか?
山口百恵さんの曲にも出てくる「真っ赤なポルシェ♪」など、
おそらく、多くの方が一度は耳にしたことがあると思います。
ポルシェの中で、最も有名で代表するモデルが、ポルシェ911。(キューイチイチと読みます)
スーパーカーブーム世代の私は、このポルシェ911が子供の頃から大好きです。
そもそもなぜ、車名に911という中途半端な数字がついたのか。
今回は、その911の名前の由来と、901という幻のポルシェの話をご紹介します。
911が誕生したのは、60年以上前の1964年。
当時フォルクスワーゲンと提携する可能性があったポルシェは、
フォルクスワーゲン側の開発コード(100~800番)に合わせて、
まだ使用されていなかった900台の開発コードを使用しました。
そして開発コードそのままに、ポルシェ901(900番台の最初のモデル)として生産に入りました。
しかしここで重大なアクシデントが起こります。
プジョーというフランスの自動車メーカーが、
「3桁の数字で真ん中に0を使う」ネーミングはすべてウチが商標登録している!!!
と主張してきたたのです。
(実際にプジョーは、今も全モデル名真ん中にゼロが入ります)
ポルシェはしかたなく、急遽ナンバーを0から1に変更して「911」としました。
そしてこの開発コードがそのまま車種名になり、911が生まれたというわけです。
ただ、このエピソードには興味深い続きがあります。
実はこの時点で、すでに工場で901のモデル名が刻印・生産された個体が82台あった※のです。
※901という名前はその後も(ポルシェ911の901型)という型式として製造されましたが、901のモデル名で製造された個体は82台のみ。
幻の82台の911という訳で、当然希少価値は上がります。
ポルシェには、歴代モデルをすべて収蔵したポルシェミュージアムというのがあるのですが、
唯一この正真正銘82台しかない901のみが、50年間にわたってコレクションから欠如していました。
だがしかし!!!!!
誕生からちょうど50年が経過した2014年、
偶然にもドイツのお宝発掘番組(なんでも鑑定団的な?)で、幻の901が発見されたのです。
発見時はボロボロでいくつかのパーツが欠損した状態でしたが、ポルシェミュージアムが真贋を鑑定してみると、
偶然にも82台のうち、なんと一番最後(82番目)に製造されたロットナンバーの個体だったのです!!!!!
ただの901ではなく、正真正銘この世で最後につくられた901。
(↓は実際の写真です)
そしてポルシェ本社が総力をあげて元の状態にレストアすることを視野に入れて、そのまま持ち主と交渉し購入に至ったそうです。
購入価格は公表されていませんが、この歴史的にも貴重な個体の901が、50年を経てポルシェに帰ってきたのです。
なんともロマンのある話ですね。
私はこのエピソードが大好きで、下の写真4枚だけで白メシ3杯はいけます。
ゆかりのふりかけがあったら、頑張ってもう一杯いけます。
レストア作業は難航を極めましたが、エンジニア達の手によって3年をかけ、
現在はエンジンに至るまで完璧な状態にレストアされ、ドイツのポルシェミュージアムに収蔵されています。
(死ぬまでに一度、この本物を見てみたい・・・もちろん白メシ片手に。)
しかしなんと!!
岡山県の私のデスクの上にも、901が1台収蔵されているのです!!
左: ポルシェ911(現行型) 右: ポルシェ901
ポルシェには「最新が最良」なんて言葉もありますが、911に関してはそうでもない気がします。
ちなみにこちらは毎日見る事ができますが、どちらも実物に乗るのは無理なので、私が64分の1スケールになる方法を探します。
執筆:G.H