新人参観 ~ぴかぴかの1年生~

現場実践編①

2022年 4月 18日

さて!!

今日からは、いよいよ実際の現場に出て実践練習です。

今までとは違って現場内には他の会社の作業員さんや、元請の監督さん等もいます。

挨拶やラジオ体操、今日まで身につけた基本的なマナーなどが試されます。

 

現場の職長から玉掛けの仕方を教わる様子。

鉄骨に安全ネットを取り付けるためのネットクランプを取り付けます。

練習とはいえ実践ですから、ミスのないように注意して作業していきます。

まずは安全!! 次に正確・丁寧さ!  スピードは最後!!

学んだ事を思い出して!!!

 

パート2につづく

 

新人研修⑥

2022年 4月 8日

 

この日は、鉄骨鳶としての基礎を学びました。

足場鳶と違って、鉄骨鳶は実際に現場で学ぶ事がほとんどの為、社内でできる教育は限られます。

 

まずは、締め機と言われる大型の工具で、ボルト締めの基本について学びます。

 

ボルトにも色々な種類があります。

この研修は重い物を持ち上げる作業はないため、ちょっと楽しそう。

見たことない道具に興味津々。

 

チェーンブロックとよばれる道具の使い方を学びます。

 

最後は2チームに分かれてタイムアタック形式でチェーンブロックがけにチャレンジ!!!

 

次回からは、いよいよ実際の現場に出て、作業をしながら学びます。

 

 

新人研修⑤

2022年 4月 7日

 

新入社員研修5日目。

もうすっかり仲良しな5人は、休憩中も楽しそうに話をしたり、実践中は声をかけあって励ましあっています。

みていてとてもかわいらしいです。

きょうからはいよいよ、足場の2段目の組立に入ります。

足場はここからが本番といいますか、体力的に一気にきつくなります。(3日間にわたって行います)

かけ声の練習『はいよ!!!』『もらった!!!』の練習もおこないます。

現場はとてもうるさい環境なので、おおきな声を出さないと相手に聞こえません。

部材を渡す側と受け取る側で息を合わせたり、声を出したりしながら組み立てていきます。

だんだんと職人らしい練習に楽しくなってきたのか、体力的にはキツいはずが、とても元気にかけ声を掛け合いながら

作業していきます。

 

『はいよぉぉぉーーー!!!!!!』

『もろぉぉぉたぁぁぁーーーー!!!!!!』

もはや、ファイト―!!いっぱぁーつ!!!のノリです。

組んではバラし、バラしては組んでの反復練習です。

職人ですから、ある程度体で覚える事も大事です。

気温もかなり高めだったため、途中こまめに水分補給をしながらの実技練習でした。

 

 

そしていよいよ三段目にチャレンジ!!!!

新入社員研修では、設備の関係でこの高さが限界ですが、3段になると一気に高所の恐怖が襲いかかります。

その恐怖の中での組立作業。

フルハーネス型安全帯の意味を、2丁掛けの意義を身をもって実感します。

 

仲間同士、声を掛け合い、励ましあって臨む実践練習。

研修中をとおして新入社員にこう声をかけました。

『最初からできる人なんていない。少しずつ、自分のペースでいいから、あせらず無理をせずに頑張ろう。』

 

とにかく、練習でも本番でも、ケガをしないこと が最優先です。

安全より優先されることは一切ありません。

その次に正確さと丁寧さ。そして最後がスピードです。

そしてそれらすべてができて、はじめて延原品質、一人前の職人なのです。

足場鳶としての研修はここまで。

次回は、鉄骨鳶としての基礎について学びます。

 

新人研修④

2022年 4月 6日

いよいよ地獄の・・・いや失礼、楽しい新入社員研修も4日目。

ここからは、実際に足場鳶の神髄である足場の組立について学んでいきます。

見習いのうちは部材の手運びが主な仕事にはなりますが、もちろん足場の組立も行います。

研修ではその基礎について習得します。

 

まずは1段目を組み立てます。

 

昨日は必死に運ぶだけでしたが、ここでは各部材の関係性や役割について学びます。

『なるほど、、この部材はここで使うのか・・』

 

 

この高さまで持ち上げて設置するのがとてもキツイんです・・・!!!

 

1段目の足元に、根がらみと呼ばれる補強を入れます。

足場も建物と同様基礎(1段目)が一番肝心!!! 水平器を確認しながら慎重に作業します。

 

そして、5日目からは足場組立の2段目に入ります。

いよいよ高所作業が絡むため、緊張が走ります!!!

(でも、1日目の座学とは違って、みんなとても楽しそうです)

 

新人研修③

2022年 4月 5日

 

新入社員研修も3日目。

いよいよ今日からは外で実際に体を使った研修に入ります。

まずは準備運動(ラジオ体操)から。

実際に現場に出ても、毎日朝礼でラジオ体操をします。

NHKラジオ体操のお姉さまのように!!

とまでは言いませんが、ダラダラとした体操ほど見ていて見苦しいものはありません。

伸ばすところは伸ばして!!!曲げるところはしっかり曲げる!!! イチニ!サンシ!!

そして体操後は青空の下、おもだった足場の材料について学んでいきます。

(弊社は鉄骨鳶、足場鳶の両方を請け負う会社ですが、ここでは主に足場鳶の研修を行います)

実際に常に腰道具を付けて、重さに慣れるのも密かに練習なのです。

(色々な工具が付いているので、意外と重量あります)

足場の材料(部材)といっても、その数じつに百種類以上あるため、研修期間中にすべて覚えるのは不可能です。

なので、研修ではおもだった数種類の部材の名前と、メインはその運び方について学びます。

実際に現場に出ると、見習いの間は資材の手運びが主な仕事になるからです。

そうやって現場で部材を運びながら、少しずつ名前を覚えていきます。

1年ぐらいたつと、おおよその名前は分かるようになります。

  

これは鋼製布板(通称アンチ)とよばれる部材で、足場の床面になります。

安全に、かつ効率よく運ぶための『持ち方』について学びます。

 

大きさは約50センチ×183センチ。

これで1枚約16㎏。これを2枚(30㎏以上!!)一度に運べるようにならないといけません。

なんだよ!!!1日目、2日目と比べていきなりハードじゃないかよ!!!ってなりますが、ご安心ください。

体力はひとそれぞれ。そこは個人に合わせてゆっくり無理なく練習していきます。

仕事は何事もコツといいますが、これも重心を知れば意外と楽に運べるようになります。

(ちなみにベテランになると、一度に4~5枚を何往復も運ぶ職人もいます。もはやポパイです。)

 

これは部材の中で一番の単体重量を誇る階段枠!! 1本29㎏!!!

『んんぐうぅぅぉぉぉぉぉー!!!』

たいていの子は、ここで自分でも普段聞いたことない声をあげてしまいます。

もちろん、これも持ち方のコツがあります。ありますが、やはり重いです(笑)

 

その他、建枠(1枚17㎏)など、この日はほぼ筋トレのような一日でしたが、

とてもみんな頑張って臨んでくれました。

(なかには、休憩中にプロテインを飲んでいる猛者もいました。)

 

さて明日からは、実際にこの部材を使って足場の組立について学んでいきます。

 

 

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