ブログ(現場レポート)

パトロール

2019年 10月 7日

作業現場においては、職長と呼ばれるリーダーがおり、

安全かつ効率的な仕事ができるよう、多様な役割を担っています。

作業手順の確認、人員配置、体調管理、現場内の状況も含めた指示監督等々。

 

今回は、さらに安全意識を高めるための、現場パトロールについてご紹介します。

 

前述の通り、現場内の安全面に関しては職長(ともちろん作業員各位)が

日々注意を払って作業にあたってはいますが、

見落としはないか。慣れなどからくる油断はないか。

そういった危険につながる穴を塞ぐため、

弊社では役員や事業部長による、現場パトロールを実施しています。

 

 

道具や材料がキレイに安全に整理整頓されているか。

フルハーネス型安全帯をしっかり使用しているか。

各種資格証を携帯しているか。安全かつ丁寧な仕事をしているか。

その他、チェック項目は多岐に渡ります。

 

そしてそのパトロールの内容は、社内の連絡網を通して周知され、

全体でのレベルアップ、安全やクオリティへの意識の高揚を図っています。

 

お客様はもちろん、弊社での仕事に関心のある求職者の方々に対しても、

安心して見ていただける体制作りを、弊社は今後とも続けてまいります。

 

 

シート張り(補足)

2019年 9月 23日

今回は、前回の記事にて説明不足だと思ったことや、

紹介しきれなかった写真を、補足という形でお送りします。

 

先日の、上と下に別れてのシート張り作業の解説。

具体的にはどうやって固定しているのか? まず上側ですが

 

フックの2つついた材料を取り付けておき、これにシートの角の穴を通し、吊り下げます。

下側はというと、先程のフックを下向きに、垂れ下がった2枚のシートの穴に通し、

  

一旦軽く留め、それを下方向に叩いてシートを引っ張り、適度な位置で完全に固定。

これでおおむねピンと格好よく張れたわけですが、あとは前回書いた通り、

残ったほぼ全ての穴にヒモを通し、仕上げていくことになります。

 

頑張って張られたシートはとてもキレイで、一枚の板のようにすら見えます。

是非ご覧に入れたかったものの、前回の記事での掲載は諦めていたのが、こちらの写真です。

 

 

おまけ。これらの足場を内側から見た写真を紹介しながら、おしまいにさせていただきます。

  

 

シート張り

2019年 9月 9日

外を出歩いていて、こんな光景、見たことはないでしょうか。

 

仮設足場の外側は、このようにシートで覆われています。

安全のためだったり、騒音軽減のためだったり。

白色だったり灰色だったり、透けて見えたり見えなかったり。

用途に応じて種類がありますが、今回は詳細は省きます。

先日、シート張りの作業の一部始終を写真に収める機会がありましたので、ご紹介します。

 

  

この日は2人での作業。

足場の一番上の段に、畳まれた状態のシートをあらかじめ配っておきます。

上の人は、そのシートを広げつつフックに吊り下げる、

下の人は、垂れ下がったシートを下に引っ張る形で固定していく。

 

2人が同じペースで横に横にズレながら作業をこなすことで、

足場はどんどんグレーのメッシュシートで覆われていきます。

 

ただ、これで終わりではありません。

シートの隅には30cm間隔で穴が開いており、

基本的はこの全ての穴にヒモを通し、足場と固定する必要があります。

  

隙間少なくしっかりと、かつ後々の解体のことも考え、解きやすい画一的な蝶結び。

全 部 手 作 業 で す 。 地道です。

 

ただこれらの努力は、外観の美しさに結果として表れます。

やる側、見る側のどちらにしても、綺麗な方が気持ちが良いはずですので、

弊社は今後も、胸を張って見せられるシートを張っていきたい所存です。

 

スタンダード

2019年 8月 26日

お盆明け、8月中頃のとある現場での写真です。

撮影したときには気にしていなかったのですが、よく見てみると、

 

みんな着ていました。空 調 服 

 

空調服ってなんなん? 

と思われた方に簡単にご説明いたしますと、以下のようなものです。

・上着の両脇に、外気を内側へ取り込むファンがついている

・冷感インナー等と組み合わせることで、体感温度を大きく下げる

2年前の、8月21日の記事にも空調服の記事がありますので、

ご興味がおありでしたら、あわせてご一読ください。

 

※写真は6月末のもの

弊社では体調管理の一環として、夏場には使用を推奨していますが、

暑さの感じ方は人それぞれなので、6月には既に使っている人も少なからずいます。

夏本番になってなお「いや、俺はなくて大丈夫ッス」というツワモノもいます。

 

空調服はとある日本企業が開発したものだそうです。

熱中症対策アイテムとして、今や当たり前の存在となっている空調服。

炎天下、高温環境下での作業が避けられない業種や業界にとって、

これを生み出した人々は救世主といっても過言ではないかもしれません。

  

 

お昼事情

2019年 8月 5日

前回の補足のようなものですが、今回はお昼ご飯のお話です。

作業時間以外のほとんどの時間を過ごす仮設ハウス(コンテナ)は、

だいたいそのまま、お昼を食べる空間にもなります。

 

現場近くに食事のできる場所があって、しかもお昼の休憩時間中に

行って食べて帰ってこられる、という好条件が揃うことはあまりありません。

そのため、現場作業員はランチの準備をしておく必要があります。

朝の通勤中にコンビニなどに立ち寄り買っておく、

自宅でお弁当を用意して持ってくる、など。

 

今回記事にするのは、現場へ直接、弁当業者さんに配達してもらうパターンです。

 

右の写真は、この道20年以上の弊社専務が「質、量、値段、全体で見ていままでで一番」と太鼓判のお弁当屋さん

朝、その日いくつ弁当を注文をするかの点呼を取り、お弁当屋さんに電話。

すると、お昼の休憩時間になる前までに、お願いした数を配達してくれています。

そして昼休憩の終わり頃から日没までの間に、もう一度やってきて空容器も回収。

 

この時期は特に食べ物が痛みやすいので、直前に持ってきてもらえるのは衛生面で安心でき、

(冬場には弁当用の温蔵庫を設置し、温かい状態で食べられるよう配慮してくれるところもあり。)

また概ねどの現場でも、弁当の空容器などのゴミは自分で処分するルールがあるので、

回収にきてもらえるのは楽かつエコ。とても助かります。

 

直接工事に携わるわけではないけれど、裏から作業員を支える、縁の下の力持ち。

弊社では主に鉄骨の作業現場にて、全国各地の弁当業者さんにお世話になっています。

いつもありがとうございます!

 

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