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ちょっと変わった経験

2016年 11月 12日

 『ちょっと変わった経験』

今回は、過去に足場工事でかかわった中で、少し変わった現場を紹介します
 
基本、そういう現場は写真撮影NG!!
なケース多いので、現場レポートというカタチでは紹介できませんが。。
たとえば、、

・刑務所
・少年院
・自衛隊基地
・国立印刷局(お金を造る工場)

などなど。。

よく見ると、どれも普通の人は入る事ができない場所ばかりですね。

あ、刑務所と少年院は違う意味で入る方法はありますけどね。

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ただ、おつとめをしないと出られないのでご注意を。。。

 

刑務所や少年院なんかは決まり事が多く、これがなかなか変わっています。

たとえば、、

・仕事中、作業員はお互いを実名で呼び合ってはいけない。
(看守にも服役者にも、実名は明かさないのが鉄則らしい。)


仕方が無いので、初対面の人も含め全員あだ名をつけて呼び合いました・・・
みんな恥ずかしさでいっぱい。
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ちなみにその時のわたくしのあだ名は『ハッサン』。

そんなに親しくもない監督さんに、しかも打ち合わせ中に真顔で、

 
『ハッサン、ここはこれでお願いできますか?』
『ハッサンハッサン!!! 仮設計画の変更で相談が・・・』
 
当時は経験した事のない違和感に押し潰されそうになったのを覚えています。
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あとはそうですね、、、
 

・携帯は持ち込み禁止
(まーこれは当然ですね。)

・服役者からメモ等を渡されても絶対受け取らない、また渡さない。
(もはや恐くて何も受け取れないし渡せません。)

・車は絶対に前向き駐車
(これは万が一脱走者がその車で逃走しようとした場合、すぐに逃げれないようにする為だそうです。)

・服役者の列が横切る時は、作業を中断して絶対に顔を見られないように顔を背ける。また顔を見ないようにする。
(・・・できるなら、こっちが覆面して入りたいぐらいです。。)

 

玄関から中までのセキュリティなんかは映画そのものです。

セキュリティと言えば造幣局・印刷局なんかの、厳戒警備エリ入るのも出るのも大変です。

そりゃそーです、、、

保管してある現金は銀行の金庫なんて比じゃありませんからね。

 

もうあれです。この人たちが狙うクラス。

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造幣局・印刷局で1番驚いたのは、フォークリフトででっかい土のう袋(直径2mくらい)が何袋も大量に運ばれていて、

気になってその場にいた担当官に中身を聞いたところ、全部印刷に失敗した大量の紙幣との事。。
 
\(゜ロ\)(/ロ゜)/ひょえーーー!!!!

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なんと、、すべて構内で焼却するらしい。。

(・д・。)くれ!!
よーわからんし、多分使えんけどくれ!

 

ってなります(笑)

まぁ稀ではありますが、こういった『ちょっと変わった経験』もできる楽しい仕事です☆

 

 

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