
ブログ(現場レポート)
財布のお話。
2025年 2月 17日
毎日寒さが厳しい日が続きますが、ぽかぽかの春まであと少し🌸
財布の買い替えは春が良いといわれていますが、買い替えにも縁起の良い日というのがあるらしく、今年は3月10日(月)が最強開運日で、財布の買い替えに最も縁起の良い日らしいです。
ちなみに2025年に3回しか訪れない“天赦日”と金運アップが期待できる“一粒万倍日”が重なる“開運日”
3月10日
赤口、天赦日、一粒万倍日、寅の日
10月6日
仏滅、天赦日、一粒万倍日
12月21日
赤口、天赦日、一粒万倍日
なかでも3月10日は、寅の日も重なるトリプル開運日だそうです。
買い替えをご検討中の方はご参考になさってください。
さて、皆さんはどんな財布をお使いですか?
コンパクトなタイプや、大容量のもの、色々あると思いますが、
最近はキャッシュレス化が進み、クレジットカードですらスマホの機能の中に入れられるので、
『財布を持たない』という強者もいるそうです。
(確かにちょっと憧れますが、かなりスリリング・・・💧)
人気の某有名ブランドも、最近は小銭入れの無いタイプが主流らしいですね。
薄く持ち歩くのがスタイリッシュなんだとか。
かくいう私はそんな時代に逆行して、普段の買い物はペイペイすら使わない現金主義。
財布も小銭入れが必須条件の、スタイリッシュとは程遠い古いタイプの人間です。
今回はそんな私の財布のお話。
私が今使っている財布は、かれこれ9年ほど愛用しているものです。
エッティンガーというイギリスのメーカーのもので、価格は4万5千円ほどでした。
4万5千円は財布としては高価な方だと私は思いますが、元々頻繁に買い替える方ではないのと、ここのメーカーの革と縫製がとてもいいという事を知っていたので、2016年11月に東京出張に行った際に、ちょっと奮発して銀座で購入しました。
そう、ザギンでフーサイです。
なぜに銀座か。理由は3つあります。
まず一つ目。
銀座と言えば昔から商業の中心地。お金もたくさん集まる場所。
江戸時代に銀貨の鋳造所が置かれたことが名前の由来との事で、
なんとなく金運が上がりそうだからです。
(ちなみに、昔は金座と銅座もあったそうです。)
二つ目。
エッティンガーの直営店が、日本で銀座に一店舗しかないからです。
エッティンガーの財布自体は全国のデパート等で手に入りますが、直営店は1店舗のみなのです。
三つ目は、財布の話題になった時に、銀座で買った。とカッコつけたいからです。
たぶんこれが理由の3割、いや半分を占めています。
財布の話にもどりますが、エッティンガーの財布は、外側が黒色で中が黄色や赤色、紫色などのカラフルな色遣いが特徴なのですが、
当時、直営店限定で外も中も黒色のものがあり、私はどうしてもその直営店限定の黒/黒が欲しかったのです。
(今は黒/黒もネットで買えるようになったようです・・)
閉店1時間前の19時くらいに行ったのですが、とても小さなお店に、すましたオシャレ坊主のスーツ姿の男性が一人いるだけ。
こんな感じのタイプで、シュッとした男前でした!!
私がやったら、制服で下校中の疲れた野球部になります。
店内は大人の隠れ家的な感じで、落ち着いた雰囲気でした。
まぁいわゆる、買う気がないとちょっと入りずらいタイプのお店。
ただ、今日は買うと決めてきているので私も強気です。
臆することなく、岡山から来た事、限定の黒黒が欲しかった熱い思いを伝えると、そのすましたオシャレ坊主の色男は急に饒舌になり、ブランドの歴史や手入れの方法など色々教えてくださったり、閉店時間まで色々と楽しくおしゃべりさせていただきました。
つい2人で盛り上がってしまい、オシャレ坊主にすすめられて中年メガネは記念撮影までしてしまいました。
財布を買ったお店で、嬉しそうに写真撮影・・・。
今思えば身震いするほど恥ずかしい事をしたと思いますが、おかげでブログのネタになりましたし、よくみると遺影にも使えそうな、いい笑顔です。
財布を片手に笑っている遺影。
コイツはどんな銭ゲバ人生だったんだと、お通夜の参列者は笑いをこらえるのに必死かもしれません。
あとエッティンガーは、イギリスのロイヤルワラント(王室御用達)の称号をとっています。
他にはバーバリーやウエッジウッド、ベントレーやアストンマーチンも、ロイヤルワラントをとっています。
品質を証明するロイヤルワラントの盾が、壁に誇らしげに飾ってありました。
もしかしたら、私の財布はチャールズ国王とお揃いかもしれません。
いや、私が買ったと聞いて、同じものをお求めになった可能性もあります。
さて、この銀座で買った財布で金運が上がったかどうかはわかりませんが、、実はこの銀座で買った
財布。
2度ほど紛失した際に2度とも無事に出てくるという大変運のよい財布なんです。
しかも2度とも、無くしたお店に戻ったらそのままの状態であったという奇跡!!
異臭でも放っていたんでしょうか?
実は50歳の節目に一度買い替えも考えたのですが、なんか運を手放す気がして買い替えれないというのもあり、、
まだまだ革も縫製もしっかりしているので、また何かの節目まで愛用していきたいなと思います。
執筆:G.H